赤パン帳 (ΘェΘ)

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酔いどれ天使
久しぶりの映画のレビューです。
その再開記念作品(?)は黒澤・三船・志村トリオの「酔いどれ天使」です!

とてもエネルギーに溢れた映画です。
戦後の闇市が舞台。
若いヤクザと酒飲みの医者との人間味溢れるぶつかり合いのドラマです。

酔っ払いで口が悪いけれど患者のことを自分のことのように気にする医者が、名優志村喬。
消毒のアルコールにお茶を入れて飲むほどの貧しい酔いどれ。すごい。
友達によると「鯉のような顔をしている」のですが、とても安心してしまうお顔です。
やっぱり「生きる」のイメージがぴったり...
悪役なんてがんばってもできなかったでしょう。
若いヤクザを演じる三船敏郎の演技が派手で目立ってしまうのですが
それも隣でしっかりと支える志村喬さんがいるから。
まさに天使です。
ヤクザ松永が憩いの場を求めながらも自分で自分を滅ぼしてしまうというストーリー。
でもヤクザが一人死んだくらいで世の中は変わらない。
同じ肺炎に侵された少女はきちんと病を克服し明るい未来が待っている...
ちょっと皮肉な、でもとても現実的なストーリーです。
1948年製作なのですが、びっくりするぐらいきちんとしたセット(ロケではないそう)
三船敏郎を形容するのに良く使われる「ギラギラとした」と言う言葉がぴったり。
モノクロなのに鮮やか。
映画なのに生活観があふれ出る。
こんなエネルギー溢れた人間ドラマ、そう簡単には作れませんよ。
さすが黒澤監督、そして三船・志村の二名優を合わせた最強の邦画トリオです。
| (ΘェΘ) | Cine Review | 23:16 | comments(0) |
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