赤パン帳 (ΘェΘ)

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Romanzo Criminale

Romanzo Criminale(英 公式サイト)
by Michele Pracido
DVD

イギリスでも好評だったイタリア映画。
明るいイタリアのイメージとは打って変わって、70年代のイタリアは暗かったんです。
政治に絡んだ犯罪が後を絶えず、ついには当時のアルド・モーロ首相の誘拐・暗殺。
そんな時代に幼馴染の不良少年達が「ローマを乗っ取る」という夢を胸に冷酷に犯罪を繰り返す、犯罪小説(Romanzo Criminale = Crime Novel)の映画。
日本では公開はなかったみたいです。
何よりもイタリア国外では70年代のイタリアの暗い時代は知られていないから、あまりぴんと来ないのかも。
モーロの暗殺を機に裏社会に関わっていた政治家は80、90年代にあっという間に斬り去られていくんですが、その中で突然政界に出現したのがベルルスコーニです。
彼は自分に都合のいいように法律を変えていき
今のイタリアは彼の周りにいる限り政治家も実業家も安全、という国になったんです。
ま、映画に話を戻して。
イタリア映画界の若い俳優が集まった映画で、ハリウッドに負けないくらいスリリング。
冷酷でありながらも純粋で寂しい青年達。
友情は大事だけど、やっぱりリーダーになりたい。
愛した女性と一緒にいたい。
自分の身を守りたい。
裏切られてると分かっていながらも、でもやっぱり友情を信じたい。
そういう人間関係の描写はやはりハリウッドには真似できない複雑さ。
ちなみに、すっごいローマ訛りなので熊さんもよく分からないところがあったとか。
英語字幕でよかった。

実は本当に裏社会を操っていたのはチンピラでもマフィアでもなく政治家であると言う悲しい事実。
今もイタリアはスキゾフレニアな国です。
国民は右翼と左翼にきれいに分かれていて
厳正なカトリックでありながらも性欲は街中に散らばっていて
裕福と貧困の差が縮まらない国。
明るい顔を持ちながらも悲しい過去を持った国。
それでも、いや、だからこそイタリアは愛されるんでしょうね。
| (ΘェΘ) | Cine Review | 05:57 | comments(4) |
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死都ゴモラ−世界の裏側を支配する暗黒帝国
ロベルト・サヴィアーノ/著

これ読んだよ。夏ごろ。

日本、ドイツ、イタリアって、陰の部分が根強いというか。まぁ、イタリア男の軟派は、ストレスの反動なんだろうね。

あと、ついこの前、DVDで「ラスト・グラディエーター」ハリウッド映画かと思ったら、ドイツ映画でね、ドイツ語に慣れていないから、苦痛になって、日本語吹き替えにしてしまった。あはは
| 野猫 | 2009/01/25 10:28 AM |

>野猫さん
ゴモラは映画にもなったやつですね!
本も映画もまだです。
やっぱりタブーがあるって点で似てるんでしょうね。
ない方が人間的でないのでは。
他国を占領した上に戦争で負けてるという暗い部分。
経験上、人の痛みがわかる。
でないと英国みたいに第二次世界大戦は英雄の戦争だった、みたいに勘違いしてしまう。
いまのアフガニスタンやイラクの「戦争」も国民に意識がないから、現地で一般市民が100人死んでも気にしないのに、兵士が負傷したり戦死することが大きく取り上げられる。
それは同等の戦争ではなく、占領。
仕事としての戦争と、国民としての戦争の差。

話は戻って、ゴモラの本を探してみます。
| (ΘェΘ) | 2009/01/26 11:33 PM |

戦争に勝ったという意識が悪いナショナリズムになっているよね。

クリントンの内政は悪かったみたいだから、結局ブッシュで最悪になってしまったのだけど、クリントンは、ハワイに対して、公式に謝罪したんだよね。とても珍しい大統領だった。

アメリカの作家たちの現実認識の強さは確固たるものがあるけど、ゴモラは、それを超えている。アメリカ発だったら、日本でももっと読まれたんだろうな。日本のアメリカ万歳もちょっとね変すぎる。
| 野猫 | 2009/01/27 7:27 AM |

>野猫さん
クリントンはいいひとだったんでしょうね。
不倫のことさえなければ、悪く言えばなあなあでやっていけてたのかも?

日本で不思議なのはアジアの一つとしての意識がないこと。
別に中国人やタイ人と同じって意識じゃなくてアジアという集合体して。
ヨーロッパはあれだけ戦争をして自分の国に誇りを持って他国の冗談言ってるけどヨーロッパ人の意識がある。
日本は愛国心(って言葉は誤解を読みやすい時代ですね)がないからアメリカを見上げて必以上にゴマすってるのかな。
個々の集合体がいらないアメリカ大国。
他の国の自国に対する誇りを認め、それでも共存していこうとすることが大事なんじゃないでしょうか。
危機感に同等するものもあるけど媚びない小国。
キューバとかパレスチナも。
そういえば誰かが意見のまとまらないことが平和だって言ってた。
まとまらなくても共存できたら平和ですね。

また話がずれていきましたね...
| (ΘェΘ) | 2009/01/28 9:00 PM |










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